07: Aぇ! group
2019年2月18 日Aぇ! group結成。
いやそんなことが起こるのか。
私、お兄さんたちをそれまで殆ど存じ上げなかったんだけど、それは彼らのファンが佐野くんに抱いた印象も同じだろう。
私もジャニーズさんにいるって聞いてこっそりTwitterで検索してみたら私と四季オタの書き込みしか出てこなくて凹んだもんな(今やたくさん出てくる…ありがたやありがたや)
プロデュースの関ジャニ∞の横山さん(と大倉さん)は一体どういうつもりで入れてくださったかわかりませんが、感心してしまいました。
大変失礼ですが、ここまでジャニーズさんってミュージカル界のことはあまりご存じないと思っていました。
横山さんもおそらくそうであることは端々から伝わってきていたので(ヤングシンバがどうとか言う意味では)佐野くんが評価されているとは思っていませんでした。
しかしこの絶妙なタイミングでよくぞ引き止めた。偶然だったかもしれませんが、それならそれですごい直感です。生き馬の目を抜く芸能界で長年トップスター張ってきた人たちはやっぱり違うんだわ…!
個人的には残念ではありますが、これで舞台には戻って来なくなった。ここは私も腹を括らないとならんだろう。
先のことはわからないけど、認められたからにはコドモでも責任は持たないといけない。
梅芸の時に一緒に行った友人はその少し前に結成していたグループに推しがいて目まぐるしい変化にちょっと付いていけなくなっていたのですが、帰り道に「彼は今伸びていると思う。見ておかないと後悔しますよ」と言った覚えがあるのですが、自分の放った言葉が自分に返ってきたわけです。言霊って怖い。
今では信じられないような怒涛の2019年が始まりました。
私の推しは3人とも大きな節目を迎えて一気に精力的に活動し、それ以外にも観たい舞台の再演もあり、まさに目が回るような忙しさ。なんとうれしい悲鳴。
残念ながらAぇ! groupお披露目の松竹座とグローブ座はスケジュール的に見送るしかなかったので全員並んでいるところを現場で観たのは9月の凱旋からでした。
わあ。なんだこれ。面白い、このグループ。
ガッチャガチャやな(笑)
私、このグループなら好きになれそう。全然違うカラーのグループなんだけど、なんとなくSixTONESを初めて見た時と同じ印象を思い出しました。
SixTONESが原石(ルース)を詰めた宝石箱ならば、Aぇ! groupはひっくり返ったオモチャ箱みたいだった。楽しい。
でもそれぞれ荒削りながら独自の世界観を持ってると感じたところは同じでした。
そしてジャニーズさんとしてはあんまり見たことがない味がある。
きっと出るところに出られたら大丈夫だ。
そっか。ここなら醜いアヒルの子じゃないんだ…。
ここでなら、大きな白鳥に成長できるのかもしれない。
2020年は楽しいものになる。そう思いました。
本来今年は私も個人的に忙しくなる予定で、遠征はよっぽどのことがない限り控える予定でした。
城田優さんも今年は詰め込まない宣言をしていて、SixTONESはデビューしているので大我くん主演舞台以外はお茶の間に半分隠居し、今年の私は主にAぇ! 担だなって思ってた矢先、新型コロナ発生により3月以降の全ての予定が消えました。
強制的にお茶の間に釘付けになり、1番心配したのはAぇ! groupだったのですが、ここで彼らは意外な力を発揮しました。
ISLAND TVという公式動画サイトを使ってリーダー小島くんがリレー方式でメンバーにお題を与えていくという番組をほぼ毎日更新し始めたのです。
1つを貼っておきます。↓※注意:長いです
ついでに
この番組は内容が進化して行き、途中からメンバー全員参加でAぇTVと名前を変えて自粛期間中毎日続きました。
しかも1本20分以上と長尺で、怒られないのか心配になりながら毎日お腹を抱えて笑っていました。
こんなにチームワークが良くなってたんだなあ。
YouTubeを持たないJr.でライブも中止で、公式サイトを団体芸でこういう風に活用する手があるとは思ってもみなかった。
ここから興味を持ってGYAO!さんの動画を見てファンになってくれた方も、この自粛期間は多かったようでした。
なんか改めて見てありがたい番組…大我くんの時は地方は放置だったからなあ…
中止になった舞台やライブも夏の配信で回収されたのですが、グループとしてそれぞれのカラーも一体感も増してきていると感じました。お世辞抜きでとても楽しいライブでした。新しくファンになって下さった方に、今のライブを見て頂けて本当によかった。
コドモってちょっと見ないうちに成長するもんなんですね!!
24時間テレビにもローカル版のサポーターに就任してスペシャルライブもやらせて頂き、イレギュラーですが担当としてとても楽しい夏でした。
Zeppは行けなかったけど、今見ておくべき演目だと思ったので、自分が行ける状態になって次がある時が来るのがとても楽しみです。
大阪城ホールやれたらいいなぁ笑
なんとなく横山さんが色んなところでAぇのことを話される時ちょっとうれしそうなので、私もうれしくなります。
きっと彼の構想の中ではいい方向に進んでるんだっていう気がします。
このグループで、本当に良かったね。
ジャニーズさんにいると知って久しぶりに見た時に、正直言ってあんまり笑ってないなって思った。
もう一回言うんですが、すごく笑顔がいい子で、いつも舞台の上で楽しそうだった。
でもグループになってから昔のような笑顔をまた見せるようになりました。
大変なことも多いだろうけど、今きっと本当に楽しいんだろうと思います。
SOMを観てから9年が経ちました。
今もまだ大学生なんだなあと思うけど、9年後はいつかやってくる。その頃一体どうなっているだろう。
でも彼が本当に楽しいと思ってやってることは、いずれたくさんの人の心を動かすことが出来ると思うのね。
それまで色んな経験が出来たらいいね。
舞台に恵まれるかどうかはタイミングもある。でも私は佐野くんが何か引き当てるんじゃないかと、まだちょっと思ってる。
簡単には外部に出られなくなると思うけど、いつか大我くんと舞台で共演できる日が来ないだろうか。そういう日が来るといいなあと思ってます。
これで全編終わりです!
本当は「忘れてもらえないの歌」のこととか書ききれなかったこともあるんですが、すっげえ長くなっちゃうのでここまでにします。ヒマな時期が続いたらやります…ていうか心残りばっかりなんですが(いい加減にしろ)
安田さん、本当にありがとう。主演が安田さんで良かったです。あの舞台を観ている間、ほろ苦く幸せな時間でした。
そして私が毎日楽しく生き抜いていられるのは、推しと、推しを支える全ての人達と、推しを支えるたくさんのファンの皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます!
そして、ここまでお読み頂きありがとうございました。
06:シンバと関ジュ
引き続き佐野晶哉くんとAぇ! groupです。
とうとう6回目まで来てまだAぇが出てきません。笑
もう少々お待ち下さい!
私の中のマンドリルがひとしきり暴れた後、さすがの私もしばらく腕を組んで考え込みました。
関西ジャニーズJr.(以下関ジュ)かぁ
なるほど〜その手があったか…!
いやアンタ誰やねんwwついさっきまで存在も知らんかったやんwwww
しかし正直大我くんの時よりめちゃ考えた(完全に親目線)脳みそ沸騰しそうなくらい考えた。
大我くんの場合はもうちょっとわかりやすかったです。大我くんはミュオタから見てもアイドルだったし、きっかけ1つでブレイクできるグループにいる。(した)
一方、既にルドルフ役と言えば普通は出る舞台に困らないし、あとは本人のやる気(あと事務所さんの許可?)次第。
ならば両立できるように応援すれば良いのです。
そうすれば面白い舞台が観られるはず。
でも佐野くんはむしろコッチの子じゃない⁇
佐野くんは入ってまだ間がないようなので、情報量が圧倒的に少なく何が正解なのか全然わからん。全く予想してなかった展開だった。
他のヤングスならまだわからんでもないが、佐野くんが1番舞台に戻ってきそうな気がしたのに。
どうやら出たい舞台があってジャニーズに入ったらしい。
いやそんな理由で入れるところかソレ笑笑
だったらアイドルじゃなくて舞台人になった方が早くない⁇
私もド新規と言えどJr.担の端くれです。そうじゃなくても相当いい大人なので、ジャニーズのトップスターになるのは合格率とかないので四季の入団オーディションの比じゃないことは想像がつきます。
なんでそんな厳しい世界に…!
しかも経験者だとか技術があるとかあんまり関係ない。「スターはスター」という概念はわかる。
いやいやでも大我くんも佐野くんも絶対スターの卵なんだけど。
うーん。
ま、いっか(笑)
まだ15歳とかみたいだし(当時)焦る必要はないでしょう。
大我くんだって若すぎてルドルフ以外に適当な役が思い当たらないんですから。
それに関西の子役の仕事って関東より更にないかも。
いきさつを見ても、なんかCD出してスターになりたいというより発想が好きな舞台に出たい、歌がうたいたいというだけだ。
ていうかもしかしてジャニーズさんに対する知識は私とどっこい状態で入ったんでは笑(いやあ良く受かったなあ。そこはやはりすごいと思う)
地方と言えどジャニーズさんは大手だし中央に出る1番近い扉を持ってることは確か。選択は間違っていないと思う。
もしかしてもしかしたらそっちの世界で花開くかもしれないしな。
とりあえず機会があれば成長した姿を見ておこう、そう思いました。
機会が来ずやっと見られたの2018「the少年倶楽部in大阪」でした(笑)
もうすぐ秋やん!!
もうちょっとマメにやりませんかin大阪
とりあえずちゃんと分かったのお笑いネタやってた場面でしたが
……でっっっっっっっっかくなったなあああああ!!!!
あんなコロコロしてたのになああ(涙)
しかしこれなら四季に戻ってきても大丈夫やな
そうちゃうやろ私よ
いやもう1人でボケツッコミしないと整理できなくなってるんですよ笑
でも…うん、舞台向いてると思う。いい成長の仕方してる。うれしいね…
しかもドラム叩いているところも初めて見ました。
最初何も考えないで「関ジュのドラム、上手いなあ」とか思いながら聞いてたんですが、途中で佐野くんと気がついてとても驚きました。
なるほど、ジャニーズさんは色んなことするから、自分の1番向いているものを見つけるのにはいい修行場かもしれない。
ただ現場に入るのは結構躊躇してました。
自分が場違いであることは百も承知なので、どこから始めたらいいかわからない。
SixTONESと違って合同ライブだから色んな人のファンがいるし、おばちゃん入って問題ないのか(端っこでいいんですけど)とか、ついていけるのか、とか。
そんな時に関ジュに(私にとっては初めて見た)公式ユニットが出来た。
私にもそのことは大きな衝撃でした。
関ジュってユニットは無いものだと思ってました。
そしてその頃一緒に行こうと誘われて応募した梅田芸術劇場での公演が当選しました。
まさか私のホームにジャニオタとして赴くことになるとは笑
でも最初が松竹座じゃなくて、よく行く劇場だったのはちょっと気が楽になりました。
そしてこの公演、入ってよかったです。お笑いコーナーでいきなりLKの扮装でハクナマタータ歌い出した時は笑いすぎて涙が出てきました(爆笑)
一緒に入った子は、実は私に「Super Rocket 」を見せたかったそうで、私は知らなかったのですが夏に先にユニット入りした4人と佐野くんで組んだ暫定ユニットがあって、私はそれを後からTVでやったSHOWTIMEで理解しました。(彼だけ取り残されちゃったわけですね…)
うん、それは私も見たかったなー。
でもその時の私は友人の思惑とは違うのですが、梅芸で私はすごく満足してました。
佐野くん、すごく梅芸が似合う。TVで見た時よりちょっと背が伸びてて立ちもきれいだし、大劇場でも映える。
それでもなんとなく周囲と違和感があって、その気持ちを払い落とせなかった。
そして今なら言っても怒られないと思うけど「ジャニーズは高校生の間だけかもしれないな」と頭をよぎりました。
すごく失礼なことだと思うんですが、それ以上Jr.をやっても「ここにいる限り醜いアヒルの子のままだ」と思いました。
いやジャニーズが悪いわけじゃ全然なくて、なんかこの集団の中では違う種族が混じってるように見える…。
ソロとかなかったけど、ハクナマタータ聞いた時に「ずっとそのためのお稽古を続けてきたんだな」と感じたからです。
後で高校は声楽専攻だったと知りました。
ミュージカルにめっちゃ未練あるやん!
人生色々あるさ。ここで学んだことは決して無駄じゃない。
もし舞台に戻ってきたらそこでまたやり直しても全然間に合う。
今の立ち位置で一生懸命やってることはちゃんと認めて応援しておこうと思いました。
実はこの境地に至るまでが1番苦しかったです。
でも公式グッズもないし、応援しようないしなあ。
たまにお手紙でも書くくらいしかやることないな。
あとたま〜に小さ〜く雑誌に載ってるのをチェックするくらい。
観たいと思うなら現場に行くしかないだろうけど、関ジュのチケットは今もこれからも取りにくいだろうし、それが最後になるかもしれないから観れる機会は観ておこうと2019年の大阪城ホールにも連れて行って頂きました。
色々思う大阪城最終公演でした。
それから。
2019年2月18日 Aぇ! group結成・:*+.\*1/.:+
えっ
見つかった((((((((爆笑)))))))))
次で最後のハズ!!
*1: °ω°
05:クルトとシンバ
こんにちはハルコ。です。
3人目は佐野晶哉くんとAぇ! groupです。
佐野くんと言えば「ヤングシンバの子」と思われる方も多いのではないでしょうか。
ここでちょっとライオンキング(略してLK)のお話をしましょう。(どうでもいい方はこの回は殆ど飛ばして下さって結構です!←え)
LKがどんなミュージカルかはググって頂いて(こら)日本では1998年から現在に至るまで劇団四季で上演されています。
大我くんについてのブログの最初の方で、東宝四大ミュージカルについて書きましたが元々は世界四大ミュージカルというものがあり、レミゼラブル・ミスサイゴン・オペラ座の怪人・キャッツとなります。
いずれも日本では東宝あるいは劇団四季で上演されているミュオタには好き嫌いに関わらず一度は見ておくべき基本中の基本というべき作品ですが、実は上演回数・観客動員数共に日本一なのは劇団四季のライオンキングなのです。
LKは1幕の殆どは子役が主役となる上に運動量が多いので、その他の作品より子役が重要です。
東宝など一般的なミュージカルでは主に東京で行われる全国規模のオーディションで募集した子役を東京を始め全国公演にも移動させますが、劇団四季では子役を各地方在住の子供を募集しますので、佐野くんは大阪公演専属の子役だったということになります。
が、四季には「オーディションに受かっていてもお客様の前に出せるレベルに達していなければ舞台には出さない」という暗黙(でもないか)の了解があり、パンフレットに名前が載っていても、中には公演が始まって1年経っても初舞台を迎えられないキャストもいます。これは正規の劇団員も同じです。
初舞台を迎えても、その出来栄えが劇団の求めるものに達しない場合にはすぐ稽古場に戻されて許可が出るまで延々と稽古に励みつつ待機です。
それで達したキャストがいなければ東京から出来るキャストを呼びます。
これはよっぽどのことですが、毎公演本当に真剣勝負なんだなあとつくづく感じます。
実際四季に入っても10年在籍するキャストは少ないと思います。
でもLK大好き!!
すっごく楽しいよね!!!!
劇団の気合とキャストと観客の熱量が特に伝わってくる作品です。
誰もがこの作品に関われたことがうれしそう。
地方公演は通常は数年に一度回ってきますが、大阪LKはなかなか戻って来ず、当時12年振り2度目。2016年まで続き、それ以降未だ大阪再演はありません。
今後もいつ回って来るかわかりません。相当気合を入れて観に行った覚えがあります。
LKの話で盛り上がっちゃったんですが、私が佐野くんを初めて観たのは前年のサウンドオブミュージック (略してSOM)でした。
最初の印象は「いい子役だな!」でした。
クルトって歌の上手い子役がやるものだと思っていましたが、彼は一際上手かった。
いやこのクラスの子役になると誰でもAIか⁉︎と思うほど上手いんですが、何というか彼は四季というはっきり型の決まった舞台の上で自由に呼吸してた。
そして観てるこっちが自然に頬が緩むような、素晴らしい笑顔を持っていました。
私にとって子役の世界は苦手な分野でありました。通常私は子役を記憶に留めません。いったん成長期で卒業して戻って来たとしても長い時間が掛かり、成長するに従って違う才能が開花したり様々な理由で舞台には戻ってこない子も多いからです。
それでも私が今まで観てきた子役は関東圏の子供だったので「関西にもいい子役がいるんだな」と思えたのがうれしかったのか、何となく名前を覚えていました。(読めなかったけど)
LKも最初に観たのは佐野シンバ回でした。
子役で引き続き出演するのは珍しく、何か知ってる子が出世したようなうれしさ(笑)
あまりのはしゃぎっぷりに同行の友人は引いてました。
その時に勝手に「この子はいつかきっと四季に戻ってくる」と思いました。
四季の合格率は研修生でも受験者中4.5%ほど。正規の劇団員に残れるのは更に少ない。成長して舞台を志しても合格するかどうかわからない狭き門ですが、それでも彼は四季に向いていると思った。
何より私が、彼が成長した後に四季劇場の真ん中で拍手を受けている姿を観たいと思った。
四季はチケットを取る時キャストで選べない方式なんですが、前半期はありがたいことに割と佐野くん回が当たってまして、数ヶ月ごとにすくすくと成長する姿を見てだんだん情が湧いてきたんだと思います。
なんだろう…産んだ覚えもないのにぽこぽこコドモが増えていく…。
やがて佐野くんの姿はLKから消えました。
ああ卒業したんだなぁ。次に出てくるまで10年はかかるな。
でもきっと彼なら四季のオーディション勝ち上がって来るだろう。
その時は何とかして推そう。そう思っていました。
とりあえずそれまで身長伸びたらいいな!!(後日談:よー伸びたな…)
「子役を見る楽しさ」と言うのを初めて知った約3年でした。
話を2017年に進めます。
エリザベートを経由してデビュー組すっ飛ばしてJr.担として足を踏み出した私は、初現場に向けて色々と予習していた時、突如「関西ジャニーズJr.」の存在を知りました。
ジャニーズって地域性があったのか…!!
薄ぼんやりと「そう言えば関西出身を全面に出してるグループあったなあ」くらいの認識はありましたが、そういう子たちはみんなオーディションやスカウトなどで東京に集められるんだと思ってた。
そして九州Jr.とか東北Jr.はいないことも知った。
いくらなんでもここまで無知なのも一般的ではないかもしれません。
いやそんな事はどうでもいい。
Twitter始めてから親切にしてくれた若い関ジュ担の方たちに、佐野くんが関西ジャニーズJr.にいることを教えてもらいました。
私の中のマンドリル(ラフィキ)が躍り狂いそうな衝撃。
なーつぃごんにゃー!!
続きます。
04:SixTONESと新しい世界
オリジナル曲Amazing!!!!!!を初めて見てから私の中で何かが動きました。
…面白いな、ここ…
ジャニーズさんのことを良く知らないのに言うのアレなんですけど、今まで見たことないものを感じる。3分もないパフォーマンスの中に起承転結というか序破急というか物語性が感じられて、まるで短い演劇のようだ。いや、まだ全然粗いんだけど、完成すればすごいもん見られるかも。
うれしくなった。京本ルドルフが所属するチームがここで、本当に良かった。
エリザベートの世界観にすんなり馴染んだ理由もなんだかわかったような気がしました。
でもなんでオリジナル曲持ってて、しかも良曲なのにCD出る予定がないんだ。ますますわからん。
ルドルフやで⁇
が、とにかくCDデビューをしていないジャニーズJr.の主戦場は先輩のライブのバック以外には規模の小さなホールなどのライブ(全員集まる大きなイベントは帝劇やアリーナ規模もたまにある)や芝居で、要するにJr.はジャニーズ舞台班と言っていいものらしい。
TV出ないのに何で東宝にも出てこないんだ。
急速に興味が湧いてきたので、ネットで色々と調べてみました。
SixTONESを紹介するブログなども読んでみたのですが、正直なところ8割くらい書かれていることがわからない…!
当時のブログはファンが他のジャニオタさんに向けて書いたものが多く、ジャニーズを通ってない私には専門用語がよくわからなかったのです。(例:「メンカラ」とか「じいまご」とかなんじゃそりゃ)
もういっぺん中学生レベルからやり直してこい、私。
しかし良いこともわかりました。大我くんに関してはやはりエリザに関する記述が多くて実はエリザベートって多くのジャニオタさんには全く知られてないことを改めて実感しました。
まあ…そっか、そうだよな。いくら東宝随一の人気ミュージカルと言っても、東京ドームでやるわけでもなし、(当時の)一般的な認知度はそんなもんだわ。ギリギリ誰でも知ってるレミゼってすごいと思う。
それでもエリザどころかミュージカル自体初めて観て非常に感動したこと、ミュージカルの面白さに目覚めたこと、また大我くんが出てるミュージカルをもっと観たい!という声で締め括られていました。
娘さんたち、ありがとう(泣)
正直なところ他界隈に踏み込むのって勇気がいる。各界隈のそれぞれのルールやマナーは少なからずあると思います。
特にスターを擁するジャンルはファンダムの結束力が硬い。安易に踏み荒らすのも本意ではありませんでした。
私もそうだし、大我くんの若いファンたちもそうだったと思います。
ごちゃごちゃ言ってますけど要するにジャニオタさんってもっと怖いって思ってましたが笑笑勇気を持って一歩踏み出すのはみんな同じなのかな。
おそるおそるTwitter覗き込んだのですが、あんなに心配したにも関わらず、ジャニオタさんはすごく親切でした。ファンの母数が大きいので、色々なファンがいらっしゃるのかもしれませんが、私が直接お会いした方もそうでない方も本当に良くして下さいました。
私、お母さんなのに(笑)ライブとか行くのお邪魔じゃないのかと心配していたのに、初めて行った現場(ライブや劇場などの会場のこと)もチケット発売に間に合わなかった私を先輩ファンの方がそれぞれ入れて下さいました。
最初は宝塚も舞台も好きなジャニオタさんが私の認識不足をうまく繋いで下さったのですが、そのうち生粋のジャニオタさんともコミュニケーションとるようになったりして(この間3ヶ月くらい)とうとう腹を括ってFCに入りました。
知ってる?
ジャニーズってファンのこと担当って言うんだよ?(ドヤ顔)
そんなわけで2017年10月京本大我担当(略してきょも担)になりました!笑
最初はリア友のジャニオタにびっくりされつつ心配されました。
「最初がJr.ってハードル高いですよ…?」
Jr.って先輩のバックにつく時も発表がないらしく、推しがいつどこに出るかわからないので追うのが大変らしい。
うーん、似たような理由で私も劇団四季に推しを持たなかったからなあ。
個人的に運が良かったと思うのは、意外と大人ファンも多かったこと(やっぱり歴史があるジャンルだけあるのと大我担は舞台好きが多いのもある)、最初に見たのが地元に近い地方公演でメインの仕事だったこと、これは大きいです。
Jr.ってグループ単独コンサートあるんですよ!!CDないのに!!(驚)
ジャニーズJr.には関東Jr.と関西Jr.の2つに拠点が分かれており、私は関西在住なので本来は関西Jr.の方が身近なはずです(そんなことになってるの全然知らなかったけど)。
そして通常は関東は関東、関西は関西のみを地盤に仕事していて、越境することはあまり無かったそうです。
ところがその年、SixTONESとSnowManは2組だけで単独ツアーをすることになりました。
バックじゃなくてメインとして自分たちのステージで関西に来る。
そしてたまたま私はその舞台を見ることができた。
そこから現在に至るまで、およそ先輩のバックにつくことはありませんでした。
どんどんライブのキャパや規模を広げていく彼らが面白かった。
翌春にはYouTubeも始まり、新しい可能性が見えてきて、私は幸せなJr.担生活を送らせてもらったと思います。
あとはSixTONESは自身のライブなどでバックをつけなかったことで彼らの世界観にどっぷり浸かってれば良かったので初心者には入りやすかったこと(合同はありましたが小さい子がいなかった)、そしてジェシーくんの存在です。
メンバーのことまで書き出すと長くなるのでまた今度にします。
大我くんは良い仲間に恵まれて、いいファンも付いている。
そしてミュージカルに出たいという中途半端じゃない思いがある。
わけてもエリザベートに関しては強い愛着と誇りを持ってくれている。
あちこちのアイドル雑誌でエリザという作品を愛しく語っていることを、この界隈に足を踏み入れて、初めて知りました。(ミュオタにも連絡くれよ…ミュージカル誌はむしろ情報少ないのよ)
それ以来ジャニーズさんからも主演舞台を用意してもらい、だんだんファンも増えて超多忙のなか、再びエリザベートへ。いったん卒業したけれど、彼にとっても新たな旅立ちとなっただろうし、私も2015年からの流れを一区切りさせることができました。
ジャニーズからグランミュージカル(ミュージカルの中でも特に大作のこと)に出るのは、まだまだ色々とハードルが高いと思うけど、あなたが最初にやればいい。
あなたがジャニーズにいるのは、ジャニーズの中の人たちとファンの人たちにも見たことも聞いたこともなかったような作品を、景色を、見せるためだと、そして後輩にも道を切り拓くことになると思っている。
それが新たに素晴らしい作品を生み出して、劇場に新たな客層を呼び込んでくれる事を期待している。
CDデビューもそのために果たせて良かったと思っている。
大我担のお友達とあの一瞬を迎えられてよかった。
デビューが決まったのが2015年じゃなくて、今で本当によかった。
最近は初めて見た人が「ジャニーズなのに(失礼)歌が上手い!」と言ってくださる。
上手いですよルドルフ3度やってるですから!!
メインボーカルもルドルフ級ですから!!←?笑
その調子でジャニーズの概念ぶち壊してしまえ。(めっちゃ失礼)
それでも私はあなたはとてもアイドルらしいアイドルだと思うよ。
あなたはアイドルとして発信するからこそ輝けるのだと確信している。
コロナで舞台作品を上演することは色々と難しくなり、大我くんと私たちの希望が叶うのは、まだまだ先になるかもしれないけど、その日は絶対に来ると信じています。
それまで現役アイドル初の舞台人としての誇りを忘れないで、学んだことをグループに持ち帰って下さい。
メンバーもまた各方面からあなたの元に持ち帰ってくるだろう。それがきっとSixTONESをジャニーズでも劇団でもない新しいスタンダードに作りあげる巨大な柱になると、きっとそれを見てお友達と共に喜べた時は、素晴らしい感動が待っているだろうと思うのです。
だってSixTONESのファンって今や生粋のジャニオタさんより様々な界隈から飛び込んできた人がすごく増えたと思うのですよ。
しかも皆さん結構ディープでいわゆる「沼落ちブログ」読ませて頂くととても面白い。
この波がずっと続けばいいなと願ってます。
本当はもっと書きたいことがあって、ジャニーズってまだわからないことも多いんですけど、SixTONESはここで一回切りますね。
お読み頂きありがとうございました。
次は佐野晶哉くんとAぇ! groupに続く!
03:エリザベートとSixTONES
ここからは本当は書くと「怒られるんちゃうか」とめっちゃ怖いですが、なるべく優しい気持ちで読んでやって頂けるとうれしいです。
深呼吸して、ほな行ってみましょう。
2015年帝劇のmy初日が京本ルドルフを初めて観た時の感想。
産んだ。←
私が井上ルドルフを初めて観た時は22歳になってたと思うので、最も若いルドルフだった。20歳ってこの間まで子役やん…もう私お母さんやん←何でやねん
いきなり発生した母性。エリザオタクにとってエリザに出た人はみんな家族だ!!
よく稽古して来たなあ…努力と苦労のあとが見える。まだ歌声は硬いがきちんと客席まで広がっていて心地いい。上手い下手以前にお稽古する子は好きなんだよ。
ダンスはちょっとアイドルっぽくてこれからと言った感じだけど、この順応性なら何とかなる。そして本当に美しい子だった。エリザの宣材ビジュアルより全然キレイ。ジャニーズってこんなんだったけ…(失礼)もっと親しみやすいボーイフレンドタイプじゃなかったっけ。
まんまルドルフだよ。
すごくうれしくなりました。これはミュージカル界の新世代スター誕生あるかもしれない。
観劇が終わってからいつもどういう活動してるのかCD探しましたが見つかりませんでした。
そもそもジャニーズJr.ってなんだ。
そこからかよ(笑)
ジャニーズにはバレエみたいにシニアとジュニアがいるのか?あるいはジャニーズJr.ってグループなのか。
素人の認識そんなもんです。
でもその時はあまり深く考えていませんでした。
どうやらシックストーンズとかいうグループに所属しているということはパンフレットからわかりました←めっちゃうろ覚え
だからエリザが終わったらグループに戻るんだな。TVで見かけたらいいな、くらいで。当時は仕事が忙しくて10年くらいTVほとんど見てないけど。
どうやらジャニーズJr.というのはデビューしてない人のこと、と数少ないジャニオタの友人が教えてくれたのですがそれを聞いた私
「じゃあエリザベートがデビューじゃないか」(真顔)
さあ笑え。いや本気で思ってたんですよ。
でもジャニーズ全く通ってないミュオタの認識ってホントにこんなもんです。(こんなもんです)
しかし2016年ルドルフ続投になった時は流石に心配になりました。
2015は東京公演のみだし、メジャーデビュー前にスキルアップとお披露目を兼ねて武者修行に来たんじゃなかったのか(それにしても舞台っていうのはちょっと変ですが、まあ東宝4大作品だからな←本気でそう思ってた)
全国公演やで?グループはどうした。メンバーほっといて大丈夫か?ジャニーズ辞めたんか(冗談です)
Le Vervetsの佐藤フランツは帝劇しか出てないのに。
同時に薄々と「これは本人も周囲も本気なのかも」と思いました。佐藤くんが本気じゃないと言う意味じゃないです。でもグループを持ってる人の場合、ロングランに対応するのはスケジュール的に厳しいだろうと思います。ジャニーズさんは舞台よりTVでの活動比率の方が大きそうだからさらに難しそうです。(後で必ずしもそうでない事がわかるのですが)
エリザも大我くんだけではないですが、かなり無理しながらも何とかして合わせてきてるように思える(大阪を飛ばされたのは無念だが仕方がない)。しかもめきめき成長している。
まあ相変わらずどんなグループなのかも全然わからんのですが、大我くんは私にとって単純にエリザカンパニーの一員でした。
大千穐楽に向かって加速度的に全カンパニーの熱量も高まっていった名古屋公演は、2015と2016のエリザで最も面白かったです。
「本当にルドルフを自分のものにしたんだな」
と実感したのは前楽でした。
そしてその時「この子はもう東宝に帰ってこない」と強く思いました。
公演中は現役アイドルとして同時に東宝の看板背負うミュージカル俳優になるのを期待したけど、これだけ頑張ってくれたらもういい。
いつかロミオ&ジュリエットだけやりに来てくれたらそれでいい。←そこは譲らん
黄泉から出てキラキラ王子様に戻ってファンの元に帰り、TVにたくさん出て愛される人になって下さい。
私、CD出たら買うからー!!!!!!(号泣)
この時点では完全に1人コントです(爆)
勝手に自分の世界に酔ってます。笑
今まさに膨大な数のファンの方に鼻で笑われてるかもしれない…。
でも私は大我くんがスター街道を進むことを全く疑っていなかった。
今も疑っていません。
当時は涙を堪えて元の世界へ送り出した、そんな気持ちでいたような気がします。
だって「ジャニーズ」はエリザ育ちで闇属性の私には縁のない世界と思ってたんですよ…。
自分史上最大のエリザロスから抜け出せないでいたこの頃、それから半年くらい経ちます。
「そーいえば京本ルドルフってどうしてるのかなあ」
ふとそんなことを思った頃でした。
たぶんロミジュリがあったからだと思います。結局大我くんはロミオにはならなかった。いくらなんでもまだ若いし意外とラブシーン濃いし権利関係複雑だから仕方ないんだけど、ジュリエットが乃木坂46の生田絵梨花ちゃんだったから彼のことを思い出した、というのもあったと思います。
いや良く思い切って出てくれたよ。ファンの皆さんの理解と本人のやる気があればアイドルだってやれるんじゃないか。
しかし、たまたま見た音楽番組で嵐さんのバックに付いてるのを見て、大我くんがいることに気がつきました。すっげーうれしかったです。
同時にまだバックダンサーやってるんだと衝撃を受けました。
そして大我くんと同じ年頃の子達がたくさんいることも。
その時はたぶんJr.の4グループがバックについていたのですが、大我くん以外は知らないので「えらい大勢メンバーがいるんやな⁉︎」って思ってました笑
えっでもルドルフやで⁇
SixTONES というグループを認識するのは、ジャニーズの基礎知識を教えてくれた友人に「ぜひ見て!」と言われた翌月の音楽番組で亀と山Pのバックとして出た時です。
初めてストーンズって読むと知りました。笑
ありがとう、山P ー!
なんせDVDにも映像が残らないことが決定していたルドルフ。
これで当分記憶を補完して生きていける!!笑
さらにその翌月、たまたま出掛ける準備をしている時にTVをつけたらBSでやっていたのが「少年倶楽部」という番組です。
そこになんだか見覚えのある子が何人かいた。
これは、大我くんと一緒に亀と山Pのバックについてた子たちでは!!
調べてみると何とジャニーズJr.が中心になってる番組だということ。
そんなものがあったのか!←いちいち新鮮な驚き
その日はもう終わりの方で大我くんを見つけられなかったのですが、もしかしたらこれに大我くんも出てる時があるかもしれない。
そう思って録画予約をかけ、翌週に見たのが「Amazing!!!!!!」でした。
続く!!
02:ルドルフ
こんにちはハルコ。です。
(ここで書いてることはほとんど推測でありミュオタの戯言です)
言わずと知れたミュージカルエリザベート9人目のルドルフ皇太子です。
1月22日にシングル「Imitation Rain」で念願のメジャーデビューを果たしました。プロデュースはX JAPANのYOSHIKIさんです。
しかしコロナ禍で自粛期間を経て、東宝初座長のニュージーズも全公演中止となり、大変なデビュー年となってしまいました。
どこまで悲劇の皇太子なんだよ…。
しかし7月に延期された2ndシングル「NAVIGATOR 」は無事に発売されました。
おめでとうございます。
これからもどしどし頑張ってください!
…ここから先は果てしなく長いのでここで終わらせたい。
気を取り直して、皇太子ルドルフ役といえばミュージカル界男優としての新人登竜門と呼ばれて久しいことは界隈では周知のことであり、今や大我くんファンのジャニオタさんの間にも広く認知されるところでもあります。
それがミュージカル界にとってどんなにすごい事かは既に色々なところで発信されているので詳しくは省略します。
ここでは「ジャニーズの京本大我がルドルフと巡り合った奇跡」を中心に書いてみようと思います。
2015年度版でルドルフが発表になった時は界隈に激震が走りました。
エリザベートに現役アイドルからキャスティングされたのは東宝4大作品では初めてのことです。小池先生のサプライズ人事に慣れているミュオタもこれはビビりました。
話はちょっと逸れますが、東宝4大作品とはレミゼラブル、ミス・サイゴン、エリザベート、モーツァルト!の4つを言います。私は全部にプリンシパルとして出た山崎育三郎くんが言っていたのを最初に聞いたので真偽が定かではなかったのですが、ミュオタでは普通に認識されてるみたいですね。
そのうちのマリウス(レミゼ)、クリス(サイゴン)、ルドルフ(エリザ)がいわゆる若手登竜門と呼ばれるものでしょう。M!は比較的新しく加わったもので主演のヴォルフガングは初演の中川晃教くん以外は先の3つを通ってる人がやっているので登竜門と呼んでいいかわからないんですが、若手ミュージカル俳優が最も憧れる役ではあります。
ミュージカルと言っても色々なものがあって、これらは東宝で何度も再演されていて人気も衰えない東宝の中でも格上の作品と思います。
ここから各方面に失礼なことを言いますが、怒らないで下さいね?
それを聞いた私の第一印象は
「とうとうプロの王子様キター!!」笑
うん、いいんじゃない?
当時のジャニーズに対する私の貧しいイメージはキラキラした衣装着た王子様養成所。
ルドルフに必要最低限な要素は容姿端麗で男声で高いキーが出ること。エリザベートって不思議な作品で、超難易度のミュージカルにも関わらずミュージカル初経験の他ジャンルの人が唐突に参加することが毎回起きたので、私は「小池先生相変わらずアグレッシブだなあ」って思ってた。
ルドルフは1000人規模の激しいオーディションなんだから勝ち上がってきたって事は見込みあるでしょー。
少なくともジャニーズに容姿端麗じゃない子なんていないはずだし。京本政樹さんの息子さんですってよ。それなら美しいルドルフになるだろう。知らんけど。
しかしとうとう現役アイドルでもエリザ来る子が出たんだなーこれからはそういう時代になっていくんだな…。
そんなことを考える一方、開幕までは本人とファンはツライかもしれないな。
何せ新人ルドルフには地獄の特訓が待っている。そしてミュオタからの手厳しい洗礼も受けるだろう。城田優の時も最初はそうだった。2015年でもまだまだ界隈ではミュージカル俳優としては完全に認められてなかったんですよ。でも城田トートはすごいらしいってミュオタ界では半ば都市伝説みたいだったけど。
それに帝劇には魔物が住んでいるという。エリザベートの本番は特に緊張感に飲み込まれる人も多いらしいです。観てるこっちも固唾を飲んで見守ってるんだから劇場全体が緊張感に包まれるって怖いよね。
歴代のルドルフ(+城田トート)はナーバスになってる話を何度か聞いたが、今回の子は耐えられるだろうか。
しかもジャニーズさんには長年培われたパフォーマンスに特徴があるから、厳しい矯正が入るだろうし。
「ジャニーズって歌えるの⁉︎」
「エリザにまでジャニーズが介入してくるの⁉︎」
わあホンマに聞いてきたようなこと言ってる笑←
実際口には出さないけどそう思ってたミュオタは結構多かったみたいです。私も開幕してから何人かから聞いたこともあります。
しかも京本政樹さんの息子さんなら、これはあちら界隈でもなんか言われてそう…。
私はジャニーズだろうがLDHだろうが小池先生がルドルフにふさわしいと選んだなら誰でもいい。何せルドルフの人選は毎回難航してるのは何となく伝わってくる。
2.5次元ミュージカル出身者(主にテニミュ)も一大勢力となってきているとは城田トートが出てきた時には予想もしていなかったんだから、きっと時代もどんどん変わっていくのだろうと予感が致しました。
確かに東宝4大作品の中でエリザとモーツァルト!は小池先生のお好みが割と反映されるので、ビジュアル重視なところはありますが、先生の目利きはいつも素晴らしくて絶大な信用があります。
かと言って今後ジャニーズからルドルフが来るケースは当分ないと思うのです。結局2020年までの時点で全くのド新人ルドルフは大我くんが最後で、中止になりましたが継続の三浦涼介くんがシングルで務める事になっていました。
次の公演予定が3年以内とすると、いくらなんでもルドルフは全員が新規投入だと思います。(でも少なくとも1人は小池作品経験者が務めることになると予想)
大我くんがエリザのオーディションに出すと選ばれた本当の理由はジャニー社長が故人となった今となってはわかりませんが、当時グループでなかったから出しやすいと言うのが1つだと思っているので、現在グループに入ってる子が3年後に長期公演となる東宝4大作品のオーディションに参加する事は考えにくいのです。
・現在18〜22歳くらいで身長が175〜185センチくらい
・すらりとした立ち姿で、訓練次第で歌も芝居も間に合う下地がある
・オーディション時点でグループに加入していない
他に「忍耐力」も絶対必要かと思うんですが、ジャニーズのタレントさんたち根性はあるなと昔から感心してたんですよね。だから泣きながらでも最後までやり抜きそう。
大丈夫!!
歴代ルドルフみんな血を吐くほど泣いてる!!←
もし事務所さんから受けるための推薦を受ける子が居たとしたら、こういう子じゃないでしょうか。
グループに所属している子は、ジャニーズさんとして本来ならメジャーデビューに向けて最も頑張らないといけない時じゃないんだろうか。
とは言えJr.はグループに入っていない子は露出が少なく私でも見たことない子がわんさといるようなので、目につくこの中でしか言えないのですが。(スミマセン)
そもそもミュージカル出るための教育システム無いしな。
むしろ何で違うジャンルに放り込まれなきゃならないんだ。かわいそうじゃないか。
ですが、10年後はわかりません。京本大我くんがルドルフを務めたことで「そういう選択肢もある」という前例が付いたことは確かです。みんな自分の強みをどこで身につけようか必死に模索してるみたいだし。
レッスン内容とか見直されたりして、グループに所属していても平気でミュージカルとアイドルを行き来する時代が来るかもしれない。
個人的にはいつかまた誰か来てくれるといいな、と思っています。
そしたら大我くんが色々言われながら頑張ったことも報われる気がするんですよね。
余談が長くなりましたが、とにかく幕が開いて結果的に大我くんは2016年大千穐楽まで見事にやり切ったわけです。
ここまでエリザベートの話しかしてないと気がついて愕然としています。
次こそSixTONESに取り掛かれるのか…?
01:10年
はじめましてハルコ。です。ミュオタ(ミュージカルオタク)です。たぶん。今もこれからもミュオタです。たぶん。が、何故かジャニオタにもなってました。どっちやねん。
そして2020年未曾有の危機が訪れました。コロナ禍で前半のの観劇やコンサートの予定が消えました。未だに劇場には出かけられてません。
ヒマになったのでかねてより憧れていたはてブなど書いてみようと思ったわけです。
最初の推しを持ってから10周年だしな!(あくまで個人的に)
私の推しは城田優さん・SixTONESの京本大我くん・Aぇ! group(関西ジャニーズJr.)の佐野晶哉くんの3人です。
「ミュオタちゃうやん!!単なるイケメン好きかよ!!」と言われれば「ハアそうですね(笑)」と答えるしかないんですが(実際フツー人の周囲の人からはよくいわれる)私も実は自分でもミュオタとしてはそんなにガチじゃないと思ってます。
そんな私が自分を舞台オタクと認識したのは2016年の事です。
遅!!!!!!!!
城田優のファンになってからでも6年過ぎてるよ(笑)
しかも友人に言われて初めて気がつきました。
単に親が舞台好きだったので、気がついたら劇場に連れられて行ってて好きな演目を繰り返し観てただけです。(威張って言うことじゃないですよねハイ)
しかもどちらかと言えばゆるい(?)四季オタの部類だったので推しを持たず、周りにオタ友もいませんでした。「自覚のないガチオタ」だったのだと思います。いやそれまでも何らかのオタクではあったのですが、舞台に於いては周囲にもっとオタ活に励んでいる人がいたので自分はそうでもないと思ってました。
でも私はきっと今までもこれからもミュオタでその観点でしか書けないし、その上で推しのことを書いていくので、あくまで個人的感想であり、認識や知識不足により各界隈には時に失礼な言い方で書くこともあるかもしれませんが、そこはどうぞ優しい目でご覧頂きたく存じます。ミュオタの手厳しさは誰でもない私が1番良く知ってる←ワシのことか
そしてこういうブログの例に漏れず果てしなく長いです。
この3人を推す共通点は何なのか何故この3人なのか、ずっと思い悩んできたけど最近は「違和感」ではないかと思い始めています。
いわゆるTheミュージカルを観たいなら四季を観れば済むことで、もちろん四季も組み合わせによる違いがあるのですが、「いつでも高品質の舞台を安定して供給する」を第一モットーに掲げる四季はそこまで大きな違和感は感じません。
エリザベートについても最初から書くと様々な思い出があるけどキリがないので割愛します。
城田優のファンになったのは2010年度版のトートでした。まさに9月だったのでちょうど10年になります。
これはもう衝撃すぎて混乱しかなかった。
宝塚のようでそれとは根本的に違う男性的な美しさと不動の威圧感。
確かに演技としては不完全だし技術も稚拙で、経験不足は否めない。しかし出てくるだけで空気が凍るのを感じたし、なんかレーザービームみたいな強い視線で射抜かれたら寒いのに体温上がるわ呼吸も止まるわ(止まった)今ならその時の感情を表現できる。墓が立った!!笑
だがその視線は(墓から起き上がった)私ではなく私の頭を突き通してずっと遠くを見てた。
これは面白い。「私を燃やす愛」で降りてきたその瞬間からワクワクする気持ちを止められなかった。
ミュオタの中で賛否両論が湧き起こるかもしれないと。(野次馬か)
何十年も定期的に同じ演目を繰り返し観ることに苦痛はないし、役は代替わりするし、演出だって変わるけれども、それはミュージカルという決まった枠の中で新陳代謝を繰り返す。
声楽出身の正統派では既に井上芳雄くんという次世代スターが存在していたけれども、ジャンルの違うところから来て大きなムーブメントを起こすんじゃないかと期待しました。
カルト的な人気を誇るエリザベートで弱冠24歳の最年少トート。ルドルフでもおかしくない年齢なのに、トート。これを更新することはおそらく当分ないでしょう。
この時を待っていた「私のトート」だった。
トートは概念だから歳を取らず永遠に美青年の姿をしているはず。(実は狂言回しのルキーニもシシィ暗殺の時は27歳なので舞台上のは概念なんだけど一応ルキーニは実在しているので、そこは譲歩することにする)
宝塚版にも海外版にも今までの東宝版にもいなかった私のトートが現れた。
エリザベートは大好きだけど、本当に熱中できるキャストで観たい。人によってベストはきっと違うだろうけど、私は私のベストが観たい。エリザに出ている人を推しに持っている人をちょっとうらやましく思った事もありました。
実は当初空きがあった城田トート回はその後どんどん売れてチケットがレア化したと、後に本人が言っていました。
私と同じように思った人がたくさんいたんだなぁと嬉しくなりました。
人生で初めて俳優の推しを持ちました。
でもそれは一つ不安もありまして、彼はもうある程度TVでの認知度があるということでした。(当時あんまりTV見てなかった私でも知ってたくらいだからな)
舞台、続ける気があるんだろうか…?
千穐楽にはロミオ&ジュリエット(2011年公演)の発表があったので胸を撫で下ろしました。
宝塚で人気を博したフレンチミュージカルの決定版です。
これを外部でやると言うのは当時でもかなりのビッグプロジェクトで仰天しました。
それでもその次は?演目が発表されるまでソワソワする日々が続きます。
2012年のエリザベートの発表があり、城田優が出ないことを知って衝撃を受けました。
でも薄々気がついていた。
つい不安を漏らしてもリア友は「若いんだし、トートを断るわけないでしょ。大丈夫だよ!」って慰めてくれたけど、インタビュー記事とかの雰囲気でそんな気がしていました。
本当は、どんなに褒められても自分で納得してなかったし、まだ向き合う自信がなかったのかなって。
しかも全ての若手舞台男優が最終目標としてあげるトートを最初にやってしまって他に何やるんだ。死ぬまでトートやるのか?
それはつまんないよな、優さん(いきなり大声)
次行こ、次!!イヤならもうやらなくていいよ!!トートやりたい人は他にもいっぱいいるんだし!!
でも城田優の本領はきっとドラマじゃなくて舞台にある。トートじゃなくてもいいからずっと舞台に出て欲しい。
そして舞台で得たものをTVに還元したらいいじゃないか。
そんな願いが通じたのか、2011に続いて2013年のロミジュリにも出てくれた。2度の経験は、確実に技術が向上したと思います。2013ロミオめっちゃ可愛かった!!(大声)18歳だった!!(その時城田優27歳)
その作品で初めて城田優を観た若い子たちもそう言ってくれたから単なる贔屓じゃないと思う!!
そして2014年のファントムは私の予想を大きく圧倒するパフォーマンスを見せてくれ、私は毎回号泣してました。
それはスケールの大きさだけではなくて「この人はこれからずっと舞台を続けるつもりなんだな」という決意のようなものを感じ取ったからです。
私の推しは、その時ミュージカル俳優になりました。
2015年満を辞して城田トート復活!!どんなにうれしかったかわかりません。それを知った時に1人でスタンディングオベーションしました。リア友も「おめでとう」ってメールくれました。
もう一度トートをやる自信というか手応えを感じているのかもしれない。そう思いました。
なんとなく優さんは基本的に同じ役を2度やらない方針を取っているように思います。確かに再演にも出ているんですが、ロミジュリは再演の時はロミオに加えてティボルトとの2役を演じ、エリザベートは2015年に新演出版に変わり、ファントムは2019はエリックに加え自ら演出まで担当しました。
再演に出るとしても、新しい挑戦が出来るものという基準で選んでるような気がします。
なんでそんな茨の道を行くんだ…ドMか。
それが最初にトートに感じた「違和感」なんじゃないかと思います。そんなミュージカル俳優見た事がない。
確かに190センチの長身でハーフの彫りの深い顔立ちは見るからに異形感ある。でもハーフの人は今までも舞台にいたし、ハーフじゃなくてもキレイな人も、もっと上手い人も山のように見てきた。
そういう見た目の問題じゃなくて、自分のやりたい事を実現する力を持ってる。
だいたいスター路線に乗る人はルートだって見えるもので「次は大体この辺が来るな」と読めるものだけど、うちに秘めた反骨精神というか頑固というか、帝劇は出ない、トートも納得しないとやらないって普通だと考えられない。帝劇ってミュージカルやる人には聖地なんだよ?出たくて出られるとこじゃないんだよ?ワガママだってハブられたりしないかヒヤヒヤしてました。そんなこと言って求めて拒否られたら盛大に傷つくガラスのハートのくせにーー!!何でそんな意地張るんだよ!!と思ったこともあります、ええ。推しなのに。
宝塚や四季出身の人たち、井上芳雄くんや山崎育三郎くんみたいに帝劇エリートじゃないかもしれないけど、それなのに優さんは着実に正統派ミュージカルスターの地位を築いてきた。
でも受けた仕事は胃に穴が空きそうになっても全力で取り組んできたことを知ってる。もしかしたら優さんもそもそもこんな茨の道を歩むつもりはなかったのかもしれない。この10年でだんだん種明かしをされてきて、過去にはルドルフもレミゼもオーディション受けて落ちてるって知りました。
受けてたんかよ!!笑笑
でもルドルフ(レミゼ)もマリウス(レミゼ)もクリス(ミス・サイゴン)も、それをやってる優さんはド素人の私でも想像できないんだ(ゴメン)
のたうちまわりながら既成概念と戦いながら新しいものを産み出そうとする優さんが好きなんですよ。
お陰様でそれまで自分で選ばないような舞台をたくさん観られたし、多分これからももう暫くは茨の道(笑)を行くんだろうなって思ってます。優さんが挑戦する姿を見て自分のささやかな試練にも「私ももう少しだけ頑張ろう」って乗り越えてこられました。もうしばらく頑張るよ。
最初にファンになった時、既にTVでも有名な人だけど「いつかミュージカル俳優としてTVでも売れて欲しい」「いつか(技術がついたら)ミュージカル俳優としてミュージカルカバーのCDを出して欲しい!!」本当に最もいいタイミングでCDも出たし、最近はミュージカル俳優とかディズニープリンスとして歌番組に呼ばれてる。いやこのCDの売れない時代に。
これからもミュージカルカバーCD出してください!
アカン書きながら泣きそうになってる笑
本当にすごい事だし、こんな事が起こるんだって何度も思ったし、お友達もたくさん出来ました。(いつもお世話になってます)
優さん、今までありがとう。これからもずっとよろしくね。
身体だけは大切にして。
そして。
新しい推しが増えて今大変なのも優さんのせいだからね笑!!!!!!←(語弊)
そんなわけでちょっと話を戻して2016年エリザベート京本大我くん(とSixTONES)編に続きます!!
4STARSとIMYのこと書けなかったのが心残りです。
いつか改めて書きたいと思います。