02:ルドルフ

こんにちはハルコ。です。

2人目はSixTONES京本大我くんです。

(ここで書いてることはほとんど推測でありミュオタの戯言です)

 

言わずと知れたミュージカルエリザベート9人目のルドルフ皇太子です。

122日にシングル「Imitation Rain」で念願のメジャーデビューを果たしました。プロデュースはX JAPANYOSHIKIさんです。

しかしコロナ禍で自粛期間を経て、東宝初座長のニュージーズも全公演中止となり、大変なデビュー年となってしまいました。

どこまで悲劇の皇太子なんだよ

しかし7月に延期された2ndシングル「NAVIGATOR 」は無事に発売されました。

おめでとうございます。

これからもどしどし頑張ってください!

 

ここから先は果てしなく長いのでここで終わらせたい。

 

気を取り直して、皇太子ルドルフ役といえばミュージカル界男優としての新人登竜門と呼ばれて久しいことは界隈では周知のことであり、今や大我くんファンのジャニオタさんの間にも広く認知されるところでもあります。

それがミュージカル界にとってどんなにすごい事かは既に色々なところで発信されているので詳しくは省略します。

ここでは「ジャニーズの京本大我がルドルフと巡り合った奇跡」を中心に書いてみようと思います。

 

2015年度版でルドルフが発表になった時は界隈に激震が走りました。

エリザベートに現役アイドルからキャスティングされたのは東宝4大作品では初めてのことです。小池先生のサプライズ人事に慣れているミュオタもこれはビビりました。

話はちょっと逸れますが、東宝4大作品とはレミゼラブル、ミス・サイゴンエリザベートモーツァルト!の4つを言います。私は全部にプリンシパルとして出た山崎育三郎くんが言っていたのを最初に聞いたので真偽が定かではなかったのですが、ミュオタでは普通に認識されてるみたいですね。

そのうちのマリウス(レミゼ)、クリス(サイゴン)、ルドルフ(エリザ)がいわゆる若手登竜門と呼ばれるものでしょう。M!は比較的新しく加わったもので主演のヴォルフガングは初演の中川晃教くん以外は先の3つを通ってる人がやっているので登竜門と呼んでいいかわからないんですが、若手ミュージカル俳優が最も憧れる役ではあります。

ミュージカルと言っても色々なものがあって、これらは東宝で何度も再演されていて人気も衰えない東宝の中でも格上の作品と思います。

 

ここから各方面に失礼なことを言いますが、怒らないで下さいね?

それを聞いた私の第一印象は

 

「とうとうプロの王子様キター!!」笑

 

うん、いいんじゃない?

当時のジャニーズに対する私の貧しいイメージはキラキラした衣装着た王子様養成所。

ルドルフに必要最低限な要素は容姿端麗で男声で高いキーが出ること。エリザベートって不思議な作品で、超難易度のミュージカルにも関わらずミュージカル初経験の他ジャンルの人が唐突に参加することが毎回起きたので、私は「小池先生相変わらずアグレッシブだなあ」って思ってた。

ルドルフは1000人規模の激しいオーディションなんだから勝ち上がってきたって事は見込みあるでしょー。

少なくともジャニーズに容姿端麗じゃない子なんていないはずだし。京本政樹さんの息子さんですってよ。それなら美しいルドルフになるだろう。知らんけど。

しかしとうとう現役アイドルでもエリザ来る子が出たんだなーこれからはそういう時代になっていくんだな

そんなことを考える一方、開幕までは本人とファンはツライかもしれないな。

何せ新人ルドルフには地獄の特訓が待っている。そしてミュオタからの手厳しい洗礼も受けるだろう。城田優の時も最初はそうだった。2015年でもまだまだ界隈ではミュージカル俳優としては完全に認められてなかったんですよ。でも城田トートはすごいらしいってミュオタ界では半ば都市伝説みたいだったけど。

それに帝劇には魔物が住んでいるという。エリザベートの本番は特に緊張感に飲み込まれる人も多いらしいです。観てるこっちも固唾を飲んで見守ってるんだから劇場全体が緊張感に包まれるって怖いよね。

歴代のルドルフ(+城田トート)はナーバスになってる話を何度か聞いたが、今回の子は耐えられるだろうか。

しかもジャニーズさんには長年培われたパフォーマンスに特徴があるから、厳しい矯正が入るだろうし。

 

「ジャニーズって歌えるの⁉︎

「エリザにまでジャニーズが介入してくるの⁉︎

わあホンマに聞いてきたようなこと言ってる笑

実際口には出さないけどそう思ってたミュオタは結構多かったみたいです。私も開幕してから何人かから聞いたこともあります。

しかも京本政樹さんの息子さんなら、これはあちら界隈でもなんか言われてそう

私はジャニーズだろうがLDHだろうが小池先生がルドルフにふさわしいと選んだなら誰でもいい。何せルドルフの人選は毎回難航してるのは何となく伝わってくる。

2.5次元ミュージカル出身者(主にテニミュ)も一大勢力となってきているとは城田トートが出てきた時には予想もしていなかったんだから、きっと時代もどんどん変わっていくのだろうと予感が致しました。

確かに東宝4大作品の中でエリザとモーツァルト!は小池先生のお好みが割と反映されるので、ビジュアル重視なところはありますが、先生の目利きはいつも素晴らしくて絶大な信用があります。

 

かと言って今後ジャニーズからルドルフが来るケースは当分ないと思うのです。結局2020年までの時点で全くのド新人ルドルフは大我くんが最後で、中止になりましたが継続の三浦涼介くんがシングルで務める事になっていました。

次の公演予定が3年以内とすると、いくらなんでもルドルフは全員が新規投入だと思います。(でも少なくとも1人は小池作品経験者が務めることになると予想)

大我くんがエリザのオーディションに出すと選ばれた本当の理由はジャニー社長が故人となった今となってはわかりませんが、当時グループでなかったから出しやすいと言うのが1つだと思っているので、現在グループに入ってる子が3年後に長期公演となる東宝4大作品のオーディションに参加する事は考えにくいのです。

 

・現在1822歳くらいで身長が175185センチくらい

・すらりとした立ち姿で、訓練次第で歌も芝居も間に合う下地がある

・オーディション時点でグループに加入していない

 

他に「忍耐力」も絶対必要かと思うんですが、ジャニーズのタレントさんたち根性はあるなと昔から感心してたんですよね。だから泣きながらでも最後までやり抜きそう。

大丈夫!!

 

歴代ルドルフみんな血を吐くほど泣いてる!!←

 

もし事務所さんから受けるための推薦を受ける子が居たとしたら、こういう子じゃないでしょうか。

グループに所属している子は、ジャニーズさんとして本来ならメジャーデビューに向けて最も頑張らないといけない時じゃないんだろうか。

とは言えJr.はグループに入っていない子は露出が少なく私でも見たことない子がわんさといるようなので、目につくこの中でしか言えないのですが。(スミマセン)

そもそもミュージカル出るための教育システム無いしな。

むしろ何で違うジャンルに放り込まれなきゃならないんだ。かわいそうじゃないか。

ですが、10年後はわかりません。京本大我くんがルドルフを務めたことで「そういう選択肢もある」という前例が付いたことは確かです。みんな自分の強みをどこで身につけようか必死に模索してるみたいだし。

レッスン内容とか見直されたりして、グループに所属していても平気でミュージカルとアイドルを行き来する時代が来るかもしれない。

個人的にはいつかまた誰か来てくれるといいな、と思っています。

そしたら大我くんが色々言われながら頑張ったことも報われる気がするんですよね。

 

余談が長くなりましたが、とにかく幕が開いて結果的に大我くんは2016年大千穐楽まで見事にやり切ったわけです。

 

ここまでエリザベートの話しかしてないと気がついて愕然としています。

次こそSixTONESに取り掛かれるのか